これまでのキャリア
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STEP 01パートタイマーとして現場従業員を経験。
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STEP 02正社員となり、ペットフードのEC業務を担当。
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STEP 03物流センターの現場責任者として、立ち上げ及びシステム構築。
仲間を信じて任せてみる。
そうすることで、
みんなの主体性が育つ。
EC通販物流で、ペットフードと韓国コスメの現場を担当。ただ運ぶだけでなく商品の袋詰やラベル貼りまで行う流通加工業を行ったり、海外の方とのやりとりがあったり、お客様ごとに特徴があります。今はふたつの現場合わせて70人ほどのパートタイマー・アルバイトの従業員が働いており、そのときの状況に合わせてスケジュールや担当などを決めて指示を出し、統括するのが私の仕事です。
どちらの現場も立ち上げから携わっており、ゼロからつくった現場。どこに作業台を置くのが効率的か。どんな導線がいいだろうか。何人が、どのように動くべきか、と考えます。想定通りに現場が稼働することは稀。ときには苦しい状況に陥ることもあるけれど、全体を見据えながら条件・状況に合わせて最適な現場運用ができることに、大きなやりがいを感じています。
過去の私は、作業は全てSBSロジコムの社員が指示を出し、従業員はそれに従うのが正しいやり方だと、認識していました。当時は「社員だから!」と全てをひとりで抱え込んで、残業や休日出勤も発生。よくいえば責任感が強かったと思うし、悪くいえば従業員を信頼できていなかったと思います。最初は戸惑いもありましたが、上司から「従業員のみんなを信頼して任せてもいいんだよ」と教えてもらい、考えが変わりました。一人ひとりに仕事を任せてみると、より意欲的に働いてくれるようになり、気づけば自ら改善提案を出してくれるように。指示通りに動いてもらうだけでなく、思い切って任せてみることの大切さが改めてわかりました。
みんなに仕事を任せるには、闇雲に仕事を割り振るのではなく、ふたつのことが重要だと考えます。ひとつは、基本的な業務に関して、誰でもわかるようにマニュアルをまとめること。働く人の状況や考え方は様々ですから、判断基準ややり方をある程度統一することが大切です。ふたつ目は、一人ひとりの得意・不得意を大切にすること。日々の作業を見ながら、細かいことが得意な人、力仕事が得意な人、コミュニケーションが得意な人、などをきちんと見て判断する。新たな業務を任せるときには、得意なことを活かしてもらえるよう、業務内容とそれぞれの相性を意識するようにしています。得意を任せてもらえたら、一人ひとりがもっと主体的に働けますよね。そうやって、みんなで自発的に考え行動する現場をつくっていけたらと考えています。