CAREER INTERVIEW 05 課長 : 事業所責任者

数字だけではわからない。
現場の立場に立つことで、初めて見える改善がある。

T・K / 2010年中途入社
東扇島支店 改革改善チーム

これまでのキャリア

  1. STEP 01
    食品汎用センター(複数企業の商品を保管する場所)での入出荷作業・現場管理。
  2. STEP 02
    ソリューション開発部へ異動。新規営業・支店立ち上げ・運用フォローなどを経験。
  3. STEP 03
    荷主に対する提案や交渉とともに、現場の運用改善全般を担当。

現在の仕事内容

  1. 現場の運用・改善にまつわる
    提案
  2. 収支改善のための
    見積作成・料金交渉
  3. 改善提案策の
    実行

STORY ストーリー

  • 提案から次の改善まで、
    一貫して自ら行う改善チーム。

    改革改善チームの仕事とは、お客様から物流を請け負っている現場において、現場の改善・実行を担うこと。ひとつの作業にとどまらず、現場全体の生産性向上やコスト削減の観点から、改善施策をお客様へ提案し、自ら現場へ導入、結果を踏まえてまた次の改善へつなげる仕事です。

    たとえば、現場から各店舗へ行っていた集荷・配送。店舗ごとにトラックを走らせるのではなく、数字を分析して利用率が低いとわかった店舗は他の配送と一緒にすることで数百万円のコスト削減に成功したこともありました。現場へ足を運び状況を把握する力と、数字などのエビデンスを集めて分析する力、両方が求められると考えています。

    01
  • 現場改善に、
    「自分ならできる」は意味がない。

    現場の改善のために大切なことは、全員にできる仕事や平均的な仕事の速度・質を基準に考えること。業務にかかる時間や労力を把握するとき、自分ならこれくらいできる、と主観的な判断をすると実態とズレが生じてしまいます。導入した結果、現場での運用が不可能なものになってしまっていたり、限られた人にしかできない業務が生じてしまったりする。誰でもできるか、みんなが平均的にできる仕事か、といった客観的な視点を持ち、業務の把握と改善案の提案を行うことが大切です。

    02
  • よりよくするために、
    変化は当たり前のこと。

    そして大切なことが、もうひとつ。変化を恐れないことだと思います。当たり前ですが、改善しようと思うならばやり方の変更や新しいツールの導入も必要なこと。新しいものに馴染むまで一時的に負担は増えるかもしれませんが、長期的に見てメリットのあることならば積極的に取り入れていきたいです。
    もちろん、現場には様々な方が働いていて、変化に柔軟な方ばかりではない。そういった方の意見も頭ごなしに否定しない私でありたいですね。どうやればできるようになるか、考え方やミスを責めるのではなく、一緒に考えてみる。まずは現場の視点、相手の視点に立つことから、現場の改善は始まるのだと思います。

    03